紙目
紙には繊維の流れている向きがあり、繊維の流れが目と呼ばれます。
用紙を抄造する工程でパルプが一定方向に流れることで繊維の向きも一定方向に揃います。
出来上がった用紙は一定の流れ目になっていますが断裁の仕方によってT(縦)目とY(横)目が生まれます。
T(縦)目は、長辺に平行に繊維が流れています。
Y(横)目は、短辺に平行に繊維が流れています。
目に沿っていると用紙は折ったり破ったりしやすくなります。
逆に目に沿っていない用紙は折ったり破ったりしにくくなります。
紙目が後工程にとっては非常に重要で、最終形態を想像しそれに合った紙目を選ぶ必要があります。
紙目を軽んじると痛い目に合うことも。。。
全部が全部ではないですが、基本形はこの覚え方でいけちゃうと思います。
仕上りがA5、B5など奇数はT(縦)目
仕上りがA4、B4など偶数はY(横)目
覚えても披露する場がないと思いますけど。
紙目に関連する印刷用語
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